教育関連リンク集 画像・素材 コンピュータマニュアル集 ソフト集 本・情報 特 集 みんなで話そう 研究会概要 会員登録 TOP

二十四節気(にじゅうしせっき)




二十四節気は太陽暦を元に、節分を起点として季節を24等分して15日単位にしたものです。月の前半を「節」と呼び、月の後半を「中」と呼びます。その区分に春夏秋冬の季節にふさわしい名称をつけたものです。 


1)歴史https://ja.wikipedia.org/wiki/二十四節気.htm 、http://iroha-japan.net/iroha/A04_24sekki/ 参照)

 約2600年前の中国の黄河地方の気候に基づいて作られた暦。実際の日本の気候とは多少のずれが生じるが、毎年同じ時期に同じ節気がくることや節気の感覚が約15日で一定しており、半月ごとの季節変化に 対応できることから、農業の目安としては非常に便利であったため、日本に導入されるようになった。
 1844年に最新の天文学の知識による改良を加え、1年を太陽の黄道上の位置によって春分点から15度ずつ移った点を区分点と改めた。これにより、暦 と季節のズレは多少改善されたが、太陽の軌道が正円では無いことから、この方法だけでは運行速度の遅速が生じるため「閏年〔うるうどし〕」を設けてズ レを調整している。
 
注:1844年(天保暦(てんぽうれき)に改暦された年。天保暦は太陰太陽暦の暦法である和暦。)
 
2)二十四節気一覧(http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/faq/24sekki.html 、 http://www.nao.ac.jp/ 参照)
季節 名称 太陽黄経 2013年
日付
意味
立春 (りっしゅん) 正月節 315°  2月4日 寒さも峠を越え、春の気配が感じられる
雨水 (うすい) 正月中 330°  2月18日 陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わる
啓蟄 (けいちつ) 二月節 345°  3月5日 冬ごもりしていた地中の虫がはい出てくる
春分 (しゅんぶん) 二月中  3月20日 太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜がほぼ等しくなる
清明 (せいめい) 三月節 15°  4月5日 すべてのものが生き生きとして、清らかに見える
穀雨 (こくう) 三月中 30°  4月20日 穀物をうるおす春雨が降る
立夏 (りっか) 四月節 45°  5月5日 夏の気配が感じられる
小満 (しょうまん) 四月中 60°  5月21日 すべてのものがしだいにのびて天地に満ち始める
芒種 (ぼうしゅ) 五月節 75°  6月5日 稲や麦などの(芒のある)穀物を植える
夏至 (げし) 五月中 90°  6月21日 昼の長さが最も長くなる
小暑 (しょうしょ) 六月節 105°  7月7日 暑気に入り梅雨のあけるころ
大暑 (たいしょ) 六月中 120°  7月23日 夏の暑さがもっとも極まるころ
立秋 (りっしゅう) 七月節 135°  8月7日 秋の気配が感じられる
処暑 (しょしょ) 七月中 150°  8月23日 暑さがおさまるころ
白露 (はくろ) 八月節 165°  9月7日 しらつゆが草に宿る
秋分 (しゅうぶん) 八月中 180°  9月23日 秋の彼岸の中日、昼夜がほぼ等しくなる
寒露 (かんろ) 九月節 195° 10月8日 秋が深まり野草に冷たい露がむすぶ
霜降 (そうこう) 九月中 210° 10月23日 霜が降りるころ
立冬 (りっとう) 十月節 225° 11月7日 冬の気配が感じられる
小雪 (しょうせつ) 十月中 240° 11月22日 寒くなって雨が雪になる
大雪 (たいせつ) 十一月節 255° 12月7日 雪がいよいよ降りつもってくる
冬至 (とうじ) 十一月中 270° 12月22日 昼が一年中で一番短くなる
小寒 (しょうかん) 十二月節 285°  1月5日 寒の入りで、寒気がましてくる
大寒 (だいかん) 十二月中 300°  1月20日 冷気が極まって、最も寒さがつのる

雑節一覧

二十四節気を補う季節の移り変わりの目安として、雑節(ざっせつ)がある。土用、彼岸は入りの日付けを示す。

雑節名 太陽黄経 2013年
日付
説明
土用 (どよう) 27°,117°,
207°,297°
 4月17日
10月20日
太陰太陽暦では立春、立夏、立秋、立冬の前18日間を指した。最近では夏の土用だけを指すことが多い。
節分 (せつぶん) -  2月3日 季節の分かれめのことで、もとは四季にあった。立春の前日。
彼岸 (ひがん) -  3月17日
 9月20日
春分と秋分の前後の3日ずつの計7日のこと。初日を彼岸の入り、当日を中日(ちゅうにち)、終日を明けと呼ぶ。
八十八夜 (はちじゅうはちや) -  5月2日 立春から数えて88日目をいう。霜が降りることが少なくなる頃。
入梅 (にゅうばい) 80°  6月11日 太陰太陽暦では芒種の後の壬(みずのえ)の日。つゆの雨が降り始める頃。
半夏生 (はんげしょう) 100°  7月2日 太陰太陽暦では夏至より10日後とされていた。
二百十日 (にひゃくとおか) -  9月1日 立春から数えて、210日目の日。