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今更聞けない画像の種類と使い方



 パソコンで画像を使っているといろいろな種類の画像があるのはご存じでしょうか?拡張子(xxx.aaa の aaa の部分)が bmp や jpg や png などです。
 拡張子が異なっても画像ファイルですのでパソコンの画面上では同じように画像が表示されます。異なるということは、やはり違いがあるのです。その違いとは、何でしょうか?また、どのような場面でどの種類の画像を使えばよいのでしょうか?

 今回は、最低限これだけ知っておけばいいと思われる画像の種類と使い方をお贈りします。

1.まず拡張子を表示できるようにしよう!
 画像の種類はファイルのアイコンだけでは判断できません。そこでパソコン上でファイルの拡張子を表示できるようにしましょう。

 Step1: Windows のヴァージョン別
      (Windows XP の場合)
       @「スタート」ボタンから「マイ コンピュータ」を開きます。
       A「メニューバー」の「ツール」から「フォルダオプション」を選択します。

      (Windows 2000 以前の場合)
       @「マイ コンピュータ」をダブルクリック。
       A「メニューバー」の「ツール」から「フォルダオプション」を選択します。

 Step2: Windows のヴァージョン共通
       @「フォルダオプション」画面が表示されるので「表示」タブを選択します。
       A「詳細設定」の「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックを外します。
       B「ファイルとフォルダの表示」で「すべてのファイルとフォルダを表示する」を選択します。
       C「OK」ボタンをクリックします。

2.BPM (Microsoft Windows Device Independent Bitmap)
 [ビットマップ] 拡張子は一般的に.bmp
 (特徴)
  ・フルカラーまで扱える
  ・ファイルサイズがかなり大きい
  ・未圧縮
 Windowsでの標準画像フォーマット。Windowsとデータをやりとりする場合には,この形式にしておくと便利です。
 圧縮は、可逆圧縮であるRLE (Run Length Encoding)方式で圧縮が行われる。

3.JPEG(Joint Photographic Experts Group)
 [ジェイペグ] 拡張子は一般的に.jpegまたは.jpg
 (特徴)
  ・フルカラーまで扱える
  ・ファイルサイズが小さい
  ・非可逆圧縮(一度圧縮してしまうと完全には元に戻せなくなる)
 スキャナで取り込んだ画像や,ビデオから取り込んだ画像などの自然画像をデジタル化した画像の圧縮保存に最も適しています。
 インターネットを通じた画像転送(ホームページ等)ではGIFとともに標準的に用いられます。

 *圧縮することで画像のサイズを数分の1から数十分の1にできます。しかし,圧縮率を上げると画像の劣化の度合が大きくなるので注意して下さい。

4.GIF (Compuserve Graphics Interchange Format)
 [ジフ] 拡張子は一般的に.gif
 (特徴)
  ・256色までしか扱えない
  ・ファイルサイズが小さい
  ・可逆式圧縮(圧縮前の状態に戻せる方式)
  ・透過処理対応(透明化(Transparency)といわれる"透明な色''を定義することができる)
  ・1つのファイルの中に複数の画像を持たせて、アニメーションにすることもできる
 ネットワーク(ホームページ等)を通じた画像転送を目的として開発された画像形式です。
 ライセンス問題でWEB上では GIF の利用が大幅に減るのではないかと心配されたがアメリカ合衆国では2003年6月でライセンスが失効、日本でも2004年6月に失効した。

5.PNG (Portable Network Graphics)
 [ピン] 拡張子は一般的に .png
 (特徴)
  ・最大48ビットカラー(約281兆色)まで扱える
  ・ファイルサイズが小さい
  ・静止画のみ
  ・可逆式圧縮(圧縮前の状態に戻せる方式)
  ・透過処理対応(透明化(Transparency)といわれる"透明な色''を定義することができる)
 ネットワーク(ホームページ等)に最適な画像ファイル形式への需要に応えて提唱されたものです。

6.全般の注意点
 画像を大きさを変更したり、解像度を変えたりとしていると元の画像が変質してしまう可能性があります。

 大切な画像をいじるときには必ずバックアップ(元の画像をコピーしておくなど)しておくと後悔しなくてすみますよ!