「だいち」撮影3次元データ(http://www.jaxa.jp/press/2015/05/20150518_daichi_j.html) |
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世界最高水準の全世界標高データ(30m版)の無償公開について
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)による観測画像を用いて整備した、全世界の陸地の起伏を水平方向
30mの細かさで表現できる標高データセット(30mメッシュ版)の無償公開を開始します。今回、日本を含む東アジア、東南アジア域から公開を開始し、順
次、全世界の陸地(緯度82度以内)に拡大する予定です。(別紙1.参照)
今回、公開するデータセットは、全世界規模で整備される標高データセットとして現時点で世界最高精度を持つ「全世界デジタル3D地形データ」(別紙3.参照)の標高データセット(5mメッシュ版)をベースとして作成しており、30mメッシュ版としての高さ精度も世界最高水準です。本データセットは、科学研究分野や教育、地理空間情報を活用した民間サービス等での利用が期待されています。(別紙2.参照)
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1. PRISM全世界標高データ(30mメッシュ版)当初公開範囲(黄色四角)
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2. PRISM全世界標高データの利用例(想定) ※いずれもDSMに「だいち」衛星画像を重ね合わせて利用した例
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(a) |
河川流出解析やハザードマップの基盤情報 |
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図中の青塗りされた部分が、河川自体または浸水が予想されるエリア(薄い青ほど水深が深い) |
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(b) |
津波危険度シミュレーション |
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図中の青塗りされた部分が、一定条件下において、津波が到達すると予想されるエリア。 |
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地表の3次元座標値(水平位置と高さ)が記録されたデータのことで、水平位置を示す正射投影画像と高さを示す数値標高データの2種類のデータで
構成されます。正射投影画像とは、上空から撮影された画像の地形にともなう歪みを除去し、正しい位置情報が付与された画像のことです。
JAXAが整備するデジタル3D地形データの数値標高モデルには、「だいち」のPRISMが取得した画像の中から雲が少ない約300万枚を活用して、世
界で初めて5m解像度(正射投影画像は2.5m)という細かさと、5mの高さ精度で世界中の陸地の起伏を表現しています。
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[無償公開セットの概要] |
陸域観測技術衛星「ALOS」搭載のパンクロマチック立体視センサ (PRISM) による全球数値地表モデル (DSM) の30m相当 (1arcsec) 解像度版データセット |
ALOS全球数値地表モデル (DSM) "ALOS World 3D - 30m" (AW3D30)
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http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/en/aw3d30/MapTiles/v1505/10/905/620.png 公開データセットのサムネイル (180m相当解像度、黒色は雲域マスク)
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