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ウイルスが入ってしまった、さてその時 |
皆さんはウイルスはよくご存じですよね?パソコンに悪さをするヤツです。 先日、初めて我が愛機がウイルスに侵されてしまいました。「Netsky」と呼ばれるウイルスです。 普段は、決して開かないメールの添付ファイルを開いたとたんハードディスクがフルアクセス。 見事に感染です。 皆さんは、こんなことはないでしょうが。今回はウイルスに感染してしまったときの処置を、体験を交えながら紹介します。 |
1.あわてず、騒がずスタンドアローンにしましょう。 LANに接続されているなら、LANケーブルを抜いてほかのパソコンやインターネットから切断します。 (ほかのパソコンやメールの発信によるウイルスの感染を防ぐため) 2.職場等でしたらパソコンの管理者、IT責任者等に連絡を。 3.ウイルスソフトが入っていれば、ウイルスチェックをかけましょう。 (ウイルスの正体を突き止めるため) 4.ウイルスがソフトで駆除可能なら、駆除しましょう。 恥ずかしながら、感染したパソコンにはウイルスソフトは入っていませんでした。そこで、ほかのパソコンのLANケーブルを抜き感染したパソコンのみをインターネットに接続し、「トレンドマイクロのオンラインスキャン」をかけました。 ウイルスの正体はスキャンの結果わかりましたが駆除できません。困った。 正体がわかったところで、感染したパソコンを再びスタンドアローンに。 |
1.感染していないパソコンをインターネットにつなぎ、ウイルス名で検索をかける。 (たいていのウイルスは駆除ソフト[ワクチン]が出されています。新種のウイルスがでてから1週間程度でワクチンが開発されるのです) 2.ネット上にワクチンがあれば、ダウンロードします。 3.ダウンロードしたワクチンをフロッピー、またはCD-ROMに書き込みます。 4.書き込まれたフロッピー、またはCD-ROMを感染したパソコンで読み取り、ウイルスを駆除します。 (今回もワクチンがいくつかでていました、ワクチンは無料でダウンロードできます。) |
これは、今回の実体験です。 パソコンの動作は、特に変わりはありませんでした。 感染したウイルスはワームの主要なファイルをハードディスクにコピーするドロッパーの形で感染を拡大させるヤツでE-MAIL、LAN、P2Pネットワーク、およびFTP、HTTPサーバのフォルダを介して感染拡大します。 感染したパソコンには、5000以上のファイルが作られました。 以下、そのファイルの一部です。 C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\Network\Downloader\1001 Sex and more.rtf.exe C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\Network\Downloader\3D Studio Max 6 3dsmax.exe C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\Network\Downloader\ACDSee 10.exe C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\Network\Downloader\Adobe Photoshop 10 crack.exe ・・・・・・・ 感染したら、とにかくスタンドアローンにして、メールは発信しないように。間違っても、どうすればいいのかなどとメールを打たないようにして下さい。 |
ウイルスソフトは、確かに既存のウイルスには対応してくれます。 ですが、新種がでたらタイムラグが生じます。全く新しいウイルスには何をやってもお手上げです。 でも最低限のことをしておきましょう。 ウイルスの多くは、メールを介して感染します。ですから、次のことだけは心がけておくとイイでしょう。 1.OutLook Expressのプレビュウウインドウは使わない。 [表示]→[レイアウト]→[プレビュウウインドウを表示する]のチェックを外す 2.知らない人からのメールは、即削除。 3.むろん、添付ファイルなんて開かない。 (今回はメールのアドレスが某市の教育委員会だったんですね。それで、つい。添付ファイルの拡張子もおかしかったんですよ。) |
皆さんは、「スパイウェア」って知っていますか。 知らない間に、自分のパソコンの情報が発信されるものです。 悪意で作られるものと、そうではなくソフトメーカーが情報を収集するものがあります。 どちらにせよ、いい感じはしないですよね。 ウイルスソフトと共に、ぜひスパイウェア対策もなさって下さい。スパイウェア対策ソフトにはフェリーウェアもありますのでぜひお試し下さい。 当サイトのソフトのページにフリーウェアソフトへのリンクがあります。 |