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パワポでアニメ



 今回は、パワーポイントを使ってアニメーションを作ってみましょう。パワーポイントといえばプレゼンテーション用のソフトですが、アニメーション機能を使ってちょっとしたアニメーションクリエイターの気分を味わってみようというものです。
 2003からはアニメーション機能に「軌跡」が追加されて回転などもできるようになりました。ですが今回は2000でもできるアニメーションを作ってみました。2003を使えばよりおもしろくダイナミックなアニメーションを作れると思います。
 ここであげる3つの例と操作マニュアルは当サイト内のコンピュータマニュアル集のダウンロードからダウンロードできます。


1.単純な図形の組み合わせでアニメーションを作ってみよう
ここでは☆だけを使って、それを左右、上下に積み重ねアニメーション効果を付けます。



星が降り積もっていき、最後に瞬くイメージです。
単純ですが、アニメーション効果を使うとなかなかのできばえですよ!


2.完成形をイメージしてアニメーションを作ってみよう
ここでは完成形を先にイメージして、動き(図形の移動)を逆に追ってアニメーションを作ります



6ページ目のイモムシ君(作者はそのつもり(^_^;))が左から右へ移動するイメージです。
6ページ目を最初に作成して、不要な部分を削除していきます。


3.複数の図形を組み合わせてアニメーションを作ってみよう
ここでは複数の図形を組み合わせて、アニメーションを作ります



複数の図形を配置し、位置や形を変えて複数のページを作成します。そして各ページにアニメーションを設定します。


*効率的に作品を作成するために
限られた時間内に作品を完成させるには、やはり作業を効率的にすることが必要です。
作業を楽にしてやり、作品を考える時間を増やすには下図のような簡単なマニュアルがあるととても便利です。

  

作業時間を短縮するのに特に有効なテクニックは、なんといっても図形をコピーすることでしょう。コピーを使えば作図の作業がとても楽になります。また、図形をグループ化してからコピーすれば複数の図形を一度にコピーすることができます。

*実際の作業手順と時間配分
・対象 … 小学校2年生から4年生
・パワーポイントの経験 … ほぼ全員が初めて
・作業時間 … 90分

1.今回はどのようなこ作品を作るのか、サンプルを見せる。
  (プロジェクタを使用)
  約3分
2.オートシェイプを使っての図形の描画、図形の色づけ、図形の移動、コピーの方法の説明。
  (プロジェクタを使い説明後、一緒にやってみる)
  約15分
3.実際に作る。
  約55分
4.作品発表会
  (プロジェクタを使用)
  約17分

 ほぼ全員がパワーポイントの初心者とあって心配しましたが、すばらしい作品がぞくぞく登場。
ここでご紹介できないのが残念ですが、こちらの想像以上のものばかりでした。
 今回作ったサンプルがあまりに稚拙だったからでしょうか?子どもたちは、これなら勝てると思ったのか楽しそうに作品を作っていました。