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ある朝、畑に行くと、「OH、MAY GOD !!」

「丹精して育てたトウモロコシが・・・」

悲惨な状態になっていた。


「病気じゃないか?」

「病気にしてはひどすぎるな?」

「いや、何者かに食べられたんだ!」

「じゃあ、犯人はだれだ?」
「『ごんべが種まきゃカラスがほじくる』のカラスか!」

「カラスならやりそうだ!!」

カラス 「おれは知らないぜ」

カラス 「あまーい、スイカはつっつくけど、そんなめんどうなことはしないぜよ」

「じゃー犯人はだれだ!」
「カマキリか?」

カマキリ 「ぼくじゃないよ」

カマキリ 「ぼくは第一、肉食だぜ!」

「じゃー犯人はだれだ!」
「おや、何かがいるぞ!!!」
「体長4cmもある、巨大コガネムシが、トウモロコシにへばりついているぞ!」

「おまえが犯人か!」

コガ 「おらが、来たときには、もう皮がむけていたさ。だから残りのあまーい汁を吸わせてもらったんさ。」

コガ 「やっぱりあまいねー!うーん、実にうまい!!」

「じゃー、犯人はだれだ!」
「ヒマワリさんたち何か見ませんでしたか?」

ヒマワリ 「そうね、そういえば・・・」

ヒマワリ 「キジの夫婦がトウモロコシ畑にいましたよ!」
キジ妻 「まあ、失礼な!わたしたちは知りませんよ!」

キジ夫 「名誉ある日本の国鳥の僕たちがそんなこと・・・」

「そうだよな。」

「キジがトウモロコシを食べるなんて聞いたことがないもんね。」

「ましてや、トウモロコシの皮を剥くなんてね。」

「じゃー、犯人はだれだ!」
「犯人は必ず現場に戻ってくる!」

そこでビデオを仕掛けることにした。

犯人は意外にも・・・
キジ妻 「わたしたちにも生存権がありますから。」

「生存権っていわれても・・・」

「耕して、苗を植えて、肥料をやって、ぶつぶつぶつぶつ......」

キジ妻 「さあ、あなた帰りましょう。」

キジ夫 「うん、そうするか。」

キジ妻 「人間の作った畑だって、私たちには自然の一部よね―?」

キジ夫 「そうそう。」

「わたしの作った畑が自然???」

「作物を食べられたわたしの補償はだれがしてくれるの!」

疑問その1:
野生の鳥(それも国鳥)に対して、財産権は主張できるのか?

疑問その2:
財産権は主張できるのなら、損害賠償はどこに請求すればいいのか?
国鳥は、国が定めるのか?国に対して請求するのか??

疑問その3 ・・・ ・・・ 疑問その??

わたしの「野生との共存」への疑問は尽きない。
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